ふる里の気|福島県いわき市の共同園栽培

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イベント情報

  • 2017.11.09
    新舞子海岸2(野草の話) [会員限定]
  •  1988.10.9第11回秋の野草の会(主催:いわきの子どもを育てる会)に参加して30年になります。内容を少しおさらいすると、会場:藤間沼周辺 新舞子海岸  講師等

    日程:9:30 集合・受付(音楽堂) 10:00 開会式・説明会  10:30 グリーン・アドベンチャー
    12:30 昼食・休憩  13:00 閉会式  13:30 解散

    グリーン・アドベンチャー:植物の研究とオリエンテーリングとをかみあわせた内容で、あらかじめ設定された地点で、植物の正しい名前をしらべて、カードに記入します。その際植物図鑑などを参考にしてよい。今回は①~⑳まで20種類とします。(数名のグループで)このような内容でした。
    20種類の植物名は1.センボンヤリ 2.オオバヤシャブシ 3.アメリカセンダングサ 4.クロマツ 5.ツクシハギ 6.トベラ 7.ハイメドハギ 8.カワラナデシコ 9.ミゾソバ 10.ハヌタテ 11.シャリンバイ 12.ウンラン 13.ハマニンニク 14.ハマエンドウ 15.オオマツヨイグサ 16.ハマボウフウ 17.ケカモノハシ 18.ハマ二ナガ 19.コウボウムギ 20.ハマゴウ でしたが現在ではハマボウフウなどは殆ど見られなくなりました。原因は多種有ると思いますが私たちが慣れ親しんだ海岸は激変してしましました。松林に有った食用のきのこや海岸に自生していたハマボウフウなど今は食する事はできませんが春と秋には違いを知ることも含めて野草会等実施していきたいと思います。

    記事期限2017.11.30

  • 2017.11.09
    新舞子海岸(古老の話) [会員限定]
  •  11月9日新舞子海岸近くに住む古老に話を聞く機会がありました。かつて新舞子海岸では初秋(夏の終り頃)から秋にかけて沢山の「ハツタケ」と「アミタケ」が採れたそうです。この茸は松林で採れ特に若木に発生する代表的なものだそうですが現在は殆ど採れないそうです。毎年採取するためには松葉や雑木の除去など管理も区域をきめて実施していたそうです。この共存が松林の保存に役立っいていたのでしょうね。いつのころからか松くい虫によって松は立ち枯れし雑木が生えて茸も生えなくなり景観もすっかり変わってしまいました。今の海岸の波打ちぎわの波けしコンクリートブロックや東日本大震災以降の防波堤強化や新設により数年で劇的に変化しつつあります。変わるもの変わらないもの、心にととどめて擱きたいものを問われているような気がしました。機会をみて海岸探索等の行事を実施したいと思います。具体的希望がありましたら会員メールで連絡をいただければ参考にしたいと思います。

    記事期限2017.11.30

  • 2017.11.07
    新嘗祭(にいなめさい、にいなめのまつり、しんじょうさい) [会員限定]
  • 五穀豊穣のお祭りには新嘗祭と神庄嘗祭とあるようですが今回は近くの神社(大国魂神社)の新嘗祭 献穀についてです。

    新嘗祭 十一月二十三日(勤労感謝の日)は、新嘗祭です。私たちの祖先はわが国のことを「豊葦原瑞穂国」と表現しました。豊かな稲がみずみずしく稔る国という意味です。

    ニニギノミコトという神さまが神さまの住まわれる高天原から豊葦原瑞穂国にお降りになるときに、天照大御神さまには、玉(八尺の勾玉)・鏡(八咫鏡)・剣(草薙剣)の三種の神器とともに、稲の穂をニニギノミコトさまに授け、瑞穂国(日本)の食糧とするように命じられたと伝えられています。日本人にとって、古くから稲は神聖な食物でありました。

    私たちは、春になれば稲の稔りの豊かなることを願う新年祭をおこない、秋には収穫を感謝するお祭りである、新嘗祭をおこないます。十一月二十三日新嘗祭は今でこそ勤労感謝の日とよばれていますが、新穀を神さまにお供えして神さまのご恩と恵みに感謝する遠いいにしえより伝えられているお祭りです

    大国魂神社では、菅波・山崎・荒田目の三大字より、神饌物をそなえるための薦をはじめ新穀が奉納され、収穫の感謝、氏子の皆さまの区安全家内安全とともに、天皇陛下の弥栄とわが国の安泰、さらには農業に限らずあらゆる産業の発展ご神前に御祈願いたします。

    氏子・祟敬者の皆さまは、ふるって御参詣いただきますようご案内申し上げます。

    大国魂神社 新嘗祭 献穀について原文のまま紹介しました。会員の方で御参詣希望の方は会員メールでお知らせください。

    記事期限2017.11.30

  • 2017.11.05
    柿の当たり年 [会員限定]
  • 今年はこの地域の柿の当たり年の様です。近くの柿の木はどの木も実がたわわに実り黄色く色づいています。柿も何年かに1いちど大量の実をつける事はご存じの通りです。また、剪定では新しい枝にしか実をつけない事から3本くらいの枝を残し3年位収穫した枝は切り落とす様です(あれ、これは梅の編亭方法かな?)。実をそのまま食べる甘柿はほぼ終わりに近いですが干し柿にする大き目の渋柿(蜂谷柿)はこれからが収穫時期です。(干し柿は気温が下がらないと干した時にかびてしまいます)渋柿を甘くする方法はいろいろ有るようですが会員の皆さんのおすすめの方法があったら教えてください。

    また、柿の利用は多種の渡りますね。柿の新葉てんぷら、柿の葉茶(皮も可能かな)、柿渋(塗料の代わりに塗付)、干し柿、渋抜き柿、柿染などは一般的かな? さらに利用方法が有りましたら教えてください。

    甘柿をたくさん堪能する事ができた秋も次第に気温がさがりはじめ霜が降りるのもまじかの様に感じられるになりました。これから干し柿つくりをしますが上手く出来ましたら会員メールにてお知らせしますので申し込みください。来年はみんなで柿を利用した楽しい柿イベントをしますので楽しみに。(でも今年当たり年だったので柿の収穫量は期待できないかもしれませんね?)

    おまけ:柿根元で一輪の水仙の花を見つけました。この地方は東北の南部で太平洋に面していますので寒暖差が少なく暖かいので日当たりのよい風の当たらないところの水仙はお正月には咲くものもあります。先日紹介した梅の花と一緒に楽しめたらいいですね。

    記事期限2017.11.30

  • 2017.11.04
    結と結い返し(稲刈り手伝い) [会員限定]
  • 今日稲刈りの手伝いに行ってきました。私が稲刈りの手伝いをするのは50年以上ぶりかな、、  田んぼに1列に並んで一斉に借り始めますが多少早い人も遅い人もいます。でも差がつかないのです。それは早い人は遅い人の分を1株多く刈り取るのです。そして刈り取った稲を藁で縛り置いて次の稲を刈り取る作業を繰り返していきます。この作業は田植えの時も似たような作業でした。1列にならんで植えていきますが稲刈り同様1とり4~5株づつ受け持って進んでいきます。この協同作業は隣近所や親戚などから応援を得て行われ、この手伝いに来ていただく事を「結」、今度は手伝いに行くことを「結い返し」として共同作業をしていたことを思い出しました。私は不慣れなんので2列くらいの受け持ちで度追いつかず鋸鎌で左薬指を切った傷跡が今も残っていますが懐かしい思い出の一つです。

    今はどうでしょう。1反(約10㌃/1㌃は10m四方=100㎡/1反=300坪/㎡換算時は約3.306X300坪=991.8㎡)私はいまだに1反/1町歩(ちょうぶ/1㌶)のほうが解りやすいです。1反を刈り取るのに6条刈り(6株)100馬力のコンバインで条件にもよりますが30~40分で刈り取りし脱穀まで済ませて乾燥機にかけられます。手伝いは乾燥機にかける籾をトラックで運ぶ作業でした。

    来年の刈り取りは会員の皆さんと手植した稲を鋸鎌で使い刈り取りし天日干して手作業の脱穀するイベントを楽しみたいと思っています。

    記事期限2017.11.30